子宮を縛る手術が避妊できる理由や今後は出産を希望しない人にお勧めな方法、費用も併せてご紹介します。

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子宮を縛る手術と費用について

家族

男性の避妊手術としてパイプカットという方法がありますが、ここでは女性が出来るパイプカット、卵管結紮(らんかんけっさつ)についてご紹介しましょう。手術自体は子宮そのものを縛る、という事ではなく子宮及び卵巣を繋ぐ卵管を縛る手術です。
女性が卵管結紮を受ける場合、多くの場合は避妊目的というよりも、母体を妊娠出産の危険性から守る手術という目的の方が高いようです。これまでの出産経験で何度も帝王切開で出産した場合、これ以上の妊娠が子宮や母体の負担や危険性が大きいと判断された際に医師から手術をすすめられる事があります。

また、出産と同時に行う場合は入院・出産・術後の入院が1度で済み、出産により子宮が妊娠前より大きいため手術を行う側も医師側の利点もあり、帝王切開の開腹時に同時に行う事があります。費用の面でも患者側の負担は軽くなり、この出産を最後にと考えているならば、1度で済ませた方が経済的負担も軽くなるでしょう。

同時に帝王切開と卵管結紮手術を進行すると、金額の目安として1~5万円前後、自然分娩後の入院中の手術ならば10万円前後、出産に関係ない手術ならば、20万円前後になるでしょう。卵管結紮を行う事で女性の体に起こるメリットは、高い避妊手術効果もあるので妊娠を防ぐ事ができ、小さな切開手術のため安全な手術な上、不感症の症状が改善したケースもあるようです。

欠点として卵管を縛るため、男性同様に元の状態に戻すには困難かつ戻らない可能性もあります。手術時に出血多量や手術後の細菌感染、などといった合併症を起こす事があります。望んでいない卵管結紮では、手術や関連する物事に対して精神的負担を背負ってしまい、過度な緊張状態や圧力など、ホルモンのバランスが乱れて更年期障害であるかのような似た症状が起こる可能性があります。

1000人中に1人の確率ですが、卵管結紮後に妊娠したケースも稀にあり、絶対に妊娠はしないとは断言できません。 低確率ではありますが、子宮外での妊娠の可能性もゼロではありません。小さな精子が、縛られた場所や癒着した場所の隙間を縫って卵子に辿りついた場合に、子宮外妊娠(卵管や卵巣、腹膜妊娠など)を起こしてしまう可能性もあります。

万一妊娠の可能性がある場合に直ぐに病院へ行って処置できなければ、自分で出来る緊急避妊法としてアフターピルを利用するのもいいでしょう。 ちなみに、卵管結紮を行っても生理はこれまでと変わらずに発生します。排卵も手術前と変わらず起こりますが、卵管を縛っている事により、排卵後の卵子はそのまま体内へと吸収されます。

手術の種類

卵管結紮術の手術は大まかに分けて2種類。

・腹部の皮膚を切開して卵管を縛る方法。
・膣側から行う方法。

そこから細かく分けて4種類。

・卵管にリング(もしくはバンド)を装着して卵管を塞ぐ方法。
・クリップで卵管を挟んで塞ぐ方法。
・卵管を2箇所で縛り、その中間を切除する方法。
・卵管を電気メスなどで焼却する方法。

1度手術を行った卵管を再び元の状態に戻す卵管再建術を行っても妊娠できないケースは多くあります。手術後にどうしても妊娠を望む場合や、体質上止むを得ない手術の場合などは、担当医師に再建手術は可能か不可能か納得できるまで話し合った方が良いでしょう。再建手術が行えない場合には、体外受精という方法もあります。

手術を受けられる条件

避妊手術は母体保護法第3条により定められています。

医師が避妊手術を行う場合、本人や配偶者(事実上の婚姻関係を含む)の同意により手術を行う事ができます。
※未成年者は対象外。

・妊娠、分娩により母体生命に危険を及ぼす恐れがある。
・既に数人の子供がおり、分娩を行う事で母体の健康を著しく低下させてしまう恐れがある。
・上記の条件であれば、配偶者からの同意を得て手術を行う事ができる。
・配偶者が不明の場合や、配偶者の意思表示が行えない場合は本人の同意だけでも可。

健康かつ持病もなく、出産経験がない女性や未成年は上記の項目には該当しないようです。

避妊手術を提案される体質

今後子供を望むかもしれない家庭に対し、避妊手術を積極的には提案しない医師もいます。1度行うと再建手術は困難なため、今後妊娠する事はないという心構えのもと手術に望んだ方が良いでしょう。

今後妊娠を望んだとしても体質などの問題で、出産は控えた方が良い事もあります。ケロイド体質の女性が何度も帝王切開などを行うと皮膚の回復力が落ちていきます。初めての出産で帝王切開を行えば、以前の出産によって付いた古傷が、次の分娩時に子宮が破裂するのを防ぐため、次回出産時も赤ん坊が成長して大きくなりすぎない前に分娩しなければいけません。重度のケロイド体質の女性は、次の出産を望んでいても避妊手術を受けなければいけない場合もあります。3回目以降の避妊手術の場合は病院側の配慮で手術費用が無料になる事もあります。

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