年間15%がコンドームの使用を失敗。理想的な使用方法が避妊確率を上げ、妊娠の可能性を2%まで下げます

アフターピルは、アイピルが最適!

コンドームとは

コンドームは、性行為時に男性側の性器に装着して避妊する方法と、女性側の性器に装着して避妊・性感染症予防するための、1回限りの消耗品です。 一般的なコンドームは主に男性側の協力が不可欠な、男性主体のコンドームが多く知られています。 近年は、無料のコンドームが配布されるなど、学校でも性教育に取り入れられる程、幅広く浸透しています。

コンドーム着用時の避妊確率

グラフ

日本産婦人科医会の調査によると、理想的な使用方法でのコンドーム装着による避妊確率は約95%にもなります。
"理想的な"というだけあり、挿入前から挿入後までの間に正しく装着した場合の避妊確率なので、セックス中や前後の着脱、破損、漏れによるトラブルが発生した場合、避妊確率は85%まで下がります。
子供がほしいカップルが年間避妊をせずに行為に及んだ場合の妊娠確率は、85%の確率で妊娠する可能性があります。
男性主体で行う避妊方法なので、どうしても男性側の協力が必要です。

しかし、男性側の本音としては"着けたくない"、"中出ししたい"という欲求もあるため、なるべく着けなくない人は最初から装着せずに挿入し、射精の直前に急いでコンドームを装着して射精する人もいます。
コンドームを装着した際の妊娠によく見られるのが、セックス途中の装着です。
焦った状態や急いでコンドームを着用すれば、失敗や事故の危険性は高くなり、射精前にも僅かながら精子が流れ出ている可能性があります。
射精された精液に含まれる精子と比べると微量ながら、射精を我慢している間も精子が漏れ出しているため、妊娠する確率は絶対にないとはいいきれないのです。

普段からコンドームを危険日前後だけに着用する方法は、妊娠の確率が上がり、膣内射精を継続的に行っているとその頻度が多いほど、妊娠の可能性が上がります。
たとえ、排卵日に卵巣から放出された卵子が8~24時間、長くても2日程生存しますが、膣内射精により放出された精子が生き延びていける期間は3~5日程といわれています。
ストレスが多く不規則な生活になりがちな女性には、低用量ピルなどでコントロールせずに、排卵日を算出するのは難しいでしょう。 妊娠しないよう計算していても、精子が生き延びて卵子と遭遇してしまえば妊娠する可能性は高くなります。

男性主体で行うコンドームでの避妊率を上げるには、男性側の協力は必要不可欠ですが、避妊確率を上げるためには、装着前に穴が開いていないか、使用期限に問題はないか、劣化していないか、保管方法に問題はないか調べる必要もあります。

避妊失敗時の緊急避妊

プレゼン

性行為には妊娠のリスクはつきもの。多くの女性がリスクを抱えていますが、中絶手術件数が最も少ない国としてスイス、オランダを始めとした国々ではリスクを大幅に軽減する事に成功しています。中絶手術件数の高い日本と大きく異なる点は3つ、手軽に薬局で購入できるアフターピルと徹底された性教育、性行為に開放的な点です。

スイスは2002年に中絶が合法化以降、中絶件数が減少しています。日本と違い中絶手術に健康保険が適用されるため、合法化した途端に中絶件数が増えるのではと思いきや増加することなく年々減少していきました。同年にアフターピルが薬局で購入できるように法改正されています。同じくオランダでも薬局でアフターピルを購入する事ができます。2つの国に共通しているのは、薬局でアフターピルが購入できる事、性行為に開放的な事、社会が性教育に熱心な事です。アフターピルを手軽に購入できる事は、自分自身で緊急避妊を行えるため、中絶件数を年々減少させる事に大きく影響しています。

オランダでは5歳から義務教育が始まり同時に性教育も行われます。スイスでも学校と専門医が協力し、社会全体で性教育や避妊に力をいれています。この時点で日本との大きな違いがあるのは、学校教育を受けてきた方なら分かると思います。学校側が性教育に熱心なところでない限り、日本では通常こうした取り組みを実際に避妊具や器具を使った練習などの指導は行いません。スイスは16歳、オランダは18歳から売春が合法です。オランダでは同意の上なら12歳から性行為が合法になる事からも、性行為に対して開放的な点は日本とは対照的です。

薬局でアフターピルが購入できる事は、男女とも性行為に積極的になれる要因でもあります。コンドーム等で避妊をせずに性行為を行う事は2つの国では十分にリスクを理解した上で性行為に及んでいます。避妊をしなかった場合の緊急処置としてアフターピルを使用する事は、教育を十分に受けた国民の中では普通の選択なのでしょう。スイスでの中絶率は1000人中8人と、かなり少ない傾向にあります。アフターピルがこれほど普及していてそれでも手術を行わなければいけない理由に、教育を十分に受けられなかった人や経済的な問題でアフターピルを薬局で購入できなかった理由にあります。

残念ながら日本にはアフターピルはあまり浸透せず、中絶手術を選択する女性が多くいます。薬の副作用を恐れて選択肢にすら入らないようですが、日本でも中絶を考えて病院で診察を受けた時にアフターピルを処方されるケースがあります。しかし取り扱っている病院は少ない上、妊娠した可能性が高いという状態ならば中絶手術になる可能性も高いでしょう。アフターピルは、避妊を行わなかった性行為後に服用して妊娠を避ける薬です。病院で処方される場合は診療費なども含まれ経済的にも負担は大きいので、緊急用の予備として手元においておく方が良いでしょう。

望まない妊娠をしないために

男女

妊娠してしまった場合は、妊娠した本人の肉体的な変化だけではなく、相手との生活環境や精神面の変化、お互いの仕事や経済的な影響、今後の生活への準備など、これまでの生活スタイルがガラッと変わる事でしょう。
事情により、妊娠した事を相手に言えずに悩んでしまい、言えないままタイムリミットギリギリまで相手に打ち明ける事ができずに取り返しがつかない状況に至ってしまった場合もあるのです。

特に学生のうちは学業への影響も多大になり、妊娠した本人だけではなく、周囲への影響も考慮しなければいけません。望んでいない状態のまま妊娠に至らないためには、徹底した避妊が必要になります。 妊娠しない1番良い方法は性行為を行わない事ですが、これは困難を極めるでしょう。 では、性生活を視野に入れつつ、望まぬ妊娠を避けていくためにはどういった方法が最適でしょうか。
お互いが相談した上で今後の事を決めていくためには、医療機関を利用する事も必要になるでしょう。

妊娠しないためにとる手段

コンドーム

避妊を行う方法に男性主導で行う方法と女性の意思で行う方法がありますが、ここからは男性主導で行う避妊方法をご紹介します。

男性が行う避妊として最も有名なのが、男性にコンドーム装着してもらう方法です。
コンビニや薬局、スーパーなどに置いてあるため、低価格かつ手軽に入手しやすく、多くの世代に支持されています。


避妊方法は、男性器を挿入する前にゴム製の筒状の物を男性の性器に被せてから挿入します。 挿入前に装着する事によって、精液が膣内に入るのを防ぎます。 コンドームは妊娠を防ぐだけでなく、性感染症の予防も可能にしています。 ピルなどで避妊手段を用いていても、性感染症の予防はコンドームを使用するように医師からも推奨され、世界的に見てもコンドームで性感染症予防をする事が前提として性生活を営むべきだと考えられています。 特に日本では男女ともに積極的に装着してもらえるよう工夫に富んでいます。殺精子剤が使用されるコンドームもあり、女性が好む様なパッケージデザインや、日用品として購入しやすいデザインもあり、消費者が店頭で購入する際、羞恥心を感じさせない配慮もメーカーから感じられます。

男性の避妊手術:パイプカット

男性主体で行うコンドーム以外の避妊には、パイプカットという方法があり、男性側が高確率で避妊できる手術です。 通常、睾丸で生成された精子は、受精能力を与えられた後に精のう腺へ運ばれ、保護されながら栄養や運動能力を与えられ溜めこまれていきます。 睾丸から精のう腺へ運ばれるために通る道を精管といい、この精管の一部をカットし切り口の両端を結ぶ事で精子の通り道を塞ぐため、精巣で生成された精子を送り出す需要が無くなるので、精子は生成されなくなり送り出されません。 その避妊確確率は100%に近い状態を保つ事ができます。 勃起や射精はパイプカット後も可能ですし、射精した精液には精子が含まれません。

30代以上の既婚者で、かつお子様が既にいる事が前提になり、配偶者の同意が必要になります。
条件を満たさなければ手術はできませんが、日帰りで可能な上、パイプカット後も元の状態への復元は可能ですが復元するにはとても高い技術を要するため、元に戻すのは難しいのです。もしも施術を受ける場合は必ず家族と相談された上で後悔のない様にして下さい。

コンドーム詳細

コンドーム

コンドームは、避妊だけでなく性感染症の予防にも効果があり、薬事法(医薬品医療機器等法、薬機法)上で管理医療機器に分類されます。

主に利用する避妊方法として80%もの方々が、コンドームを挙げるほど日本では有名なアイテムですが、海外で主に避妊目的で利用するのは、ヨーロッパ・欧米諸国などをみても、約6~20%程で、そもそも避妊目的として利用する人が少ないようです。


海外での避妊アイテムとして、ピルは多くの女性から自分自身でできる避妊方法として多くの支持を得ています。
単体でも妊娠確率は大幅に下げられるピルですが、ピル+コンドームの併用が多く見られるのには、ピルだけでは性感染症の予防ができないからです。 避妊という目的だけでも、理想的な使用では、妊娠回避率95%という優秀な避妊具ですが、性感染症も予防するという2つの利点を兼ね備えている事が大衆受けしている理由の1つに挙げられます。

性感染症を予防しつつも避妊する最善の方法はセックス・粘膜接触をしない事。 ですが、未婚・既婚に関わらず、一切しないという関係性はお互い性欲が全くない限り困難です。 だからこそ、性感染症を予防し避妊まで効果のある避妊具が、日本国内で支持されているのは、必然といってもいいかもしれません。
これほど支持されていますが、購入・保管・使用の際には羞恥心を抱く方もいらっしゃいます。
深夜のコンビニや人気の少なくなった店舗などで中身やサイズをよく吟味せずに購入に至る場合や、ネットで購入しても、写真と実物に差がある製品だったり、お徳用で購入したのが簡単に破れたりと、購入時や購入後に起きるトラブルは付きません。 初めて購入しようと検討中の方や、今まで良く見ないで使っていた、貰っていたりすると、コンドームの素材にも種類が存在し、アレルギーが発生する方もいます。
主に国内で販売されているだけでも、たくさんのバラエティに富んだものがあるのです。

コンドーム

製品の素材には、天然ゴムのラテックス製と、ポリウレタン製があり、世界中で流通する9割以上を閉めているのは、ラテックス製です。 ラテックスというと、ゴム風船や医療用手袋にも使用される程、その形状は柔らかく弾力性がありバラエティに富んだものや、高品質で安価なのに、自然なフィット感を得られるため人気の素材なのです。 しかし、ラテックス製には天然ゴムを使用するので、アレルギー反応を起こし、蕁麻疹、喘息、アナフィラキシーショックなどの症状を発症する方が、素材を知らずに利用してしまった中にはいます。 ゴムであるがゆえに、品質の劣化も早く、ゴム独特の匂いを感じさせます。

ポリウレタン製品の中には、人工心臓の部品や、人工血管カテーテルなどに利用されたりと生体適合性が高い事も特徴の1つで、ゴムアレルギーの方を考慮して手術用手袋にも利用されています。
ポリウレタン製の利点に、臭いの元のたんぱく質を含まないためゴム臭がない、薄くて熱伝導に優れるため肌の温もりを伝えやすい、ゴム製の3倍以上の強度を持ち商品も劣化し辛いため、消費期限はラテックスの2倍ともいわれます。

人体や血液と相性のいいポリウレタン製をコンドームとして初めて製品化したのは、サガミオリジナルの商品名で知られる相模ゴム工業ですが、どのメーカーも着手していない高コスト素材で、研究・開発・商品化まで進めるのは莫大な投資とかなりの時間をかけた事でしょう。 コンドームといえば天然ゴムのラテックスが主流とされていた当時の常識を、良い意味で覆してくれたお陰でアレルギーやゴムのにおいで使用できなかった人も光明を見出す事ができたといっても過言ではないでしょう。

現在では、0.01ミリというラテックス製よりも薄いものが販売されているので、薄さを極限まで求めたい人には手放せない存在です。
しかし装着時における肌への質感はポリウレタン製が少々ゴワゴワした固めの仕上がりのため、同じ薄さがあれば、ラテックス製を選択する人もいます。
高コスト素材のため、同じ値段でもラテックス製品の方が低コストで抑えられます。使用する相手や状況など消費者の需要によってどちらがより状況に沿うかによって選択されています。

コンドーム種類

水風船

性器同士が接触する粘膜部分は、皮膚より柔らかでとても繊細な場所です。0.1mmの厚さでさえ、装着時や接触時に触れ合う感触に違いが出ます。そのため使用するならば耐久性よりも装着感を感じない、限りなく薄い素材を愛用する人もいます。

薄さに拘りつつ、熱伝導が高く女性が肌のぬくもりを感じやすい製品もあり、性交痛に悩む女性の事を考えた、潤滑剤+体の水分に反応して発熱する温感ゼリーの付いた製品など、女性の事を考慮した男性に選ばれています。

できるだけ長く楽しみたい方には、長時間の摩擦に耐えうるよう、脱落防止や長期戦に向けた早漏気味や初心者向けの厚めを特徴にしている製品もあり、耐久性に秀でています。
また、ガムのようなパッケージで、購入・保管時にコンドームだとカムフラージュされるなどして配慮された商品や、ゴム臭に配慮して香りや味のついた製品など、利用者を飽きさせない工夫で、メーカー側の試行錯誤が見られます。

デザイン選定に女子高生100名の意見を取り入れ、使用者の使いたいをカタチにしたグラマラスバタフライは、ジェクス株式会社が開発製造しています。消費者の生の声を取りれただけでなく、ゴム臭を考慮しチョコやストロベリーなどの香りつきや潤滑ジェルが豊富な商品もあり、低コストで充実した内容は女性雑誌に掲載された事もある程、女性から多くの支持を得ています。パッケージデザインは女性受けしやすくおしゃれな蝶のデザインで、商品を知らない人から見ても一見コンドームとはわかりにくく、女性が持ち歩いても違和感のない作りです。

中央に鍵がデザインされた白くて清潔なデザインで、一見香水のようなパッケージデザインの不二ラテックス製の商品は、女性の部屋に置いても違和感がない程。商品は温かさを感じるゼリーが特徴でスムーズな挿入がウリです。
若い女性の部屋にありそうといえばかわいいキャラクターグッズですが、オカモト製の商品にはリラックマのパッケージデザインがあり、デザインにもある蜂蜜やホットケーキの香りなど楽しめるなど、美味しそうな作りになっています。

他にもサガミ、ジャパンメディカル、デュレックス、山下ラテックス工業などが製造する商品にも、女性がつい手に取ってしまいそうなパッケージデザインが可愛くておしゃれなものも多く、部屋の中に無造作に置いても一見分からないような作りになっており、メーカー側の女性への配慮と購入意欲をそそる工夫に富んでいます。

コンドーム使用方法

手の上にコンドーム

1回限りの消耗品です。大切に保管・使用しないと直ぐに劣化してしまい、利用者どころか相手にまで多大な影響を及ぼします。 本来なら95%の妊娠回避率を誇るはずですが、利用している方のほとんどが理想的な使用方法ではない、一般的な使用方法で使用したために破れたり漏れたりという事が起き、一般的な使用方法での妊娠回避率は85%にまで低下。 約15%もの方が失敗をしています。
利用者の満足を得るために製造側も試行錯誤しても、利用者によってはその効果を最大限に発揮させるどころか、利用者自身で効果を大幅に低下させているケースも発生しています。

コンドーム使用時の避妊失敗率70%が製品選択ミスです。 念のためにと沢山入ったお徳用を購入して、使用期限内に使いきれずに放置したために期限がすぎ、いざという時に劣化して破れてしまった!なんて事になれば、損をするどころか取り返しの付かない事にまで発展しかねません。

装着する前に、サイズの確認も必要です。
あのメーカーではフィット感が丁度良かったのに、こっちのメーカーだと締め付けがきついなど、サイズを間違えていないのにサイズが合わない事があるのは、製造するメーカーによって、ミリ単位でサイズが異なるからです。
S・M・L・XLとサイズがあるうち、Lサイズ以上になると、根元は普通のサイズなのに亀頭部分だけきつくて合わない時もあるので、装着した感じが合わなければ他のサイズで試しましょう。
通常、伸びる事を想定してゴムはきつめのサイズに作られますが、ポリウレタン製は伸縮性がない分つくりは大きめです。
サイズは同じでも素材によって締め付けやゆるさは違うので、丁度いい物を用意できるまで探してみましょう。
使用時の注意点として、爪を短く整える事は、コンドームを傷つけないためにもちろん大事ですが、爪と皮膚の間に汚れは溜まっている事は、細菌がコンドームへうつり感染症の原因になる可能性もあるため、定期的に整えましょう。

個包装を開ける時から失敗する場合があります。急ぎたいところですが慌てず慎重に両手で扱ってあげましょう。
勃起前の装着は、挿入中に外れてしまう場合があるため、必ず勃起した状態で挿入前に装着をして下さい。
射精時の精液が膣内に入らないよう防ぐ避妊具のため、行為中、前後のいずれかに、膣内に挿入している場合には、コンドームによる避妊率は低下します。

  1. 個包装の開封時は切り口に引っかからない様に片側に寄せ、切れ端で傷つく事もあります。切り口は途中で止めずに開けきって下さい。
  2. 取り出したら裏表の確認。精液溜り(先端部分)が膨らんだ状態です。装着する前に先端を指で押さえて亀頭先端に乗せます。
  3. ペニスの包皮を根元までたぐり寄せます。コンドームをペニスの先端にあて、空気が入らないよう被せてから引きおろします。陰毛を巻き込んでしまうと痛い上に、破損の危険があるので巻き込まないように注意して下さい。
  4. ゆっくり引きおろしたら、根元を持って包皮ごと先端方向へ動かし巻き下ろして、包皮が一緒に動くようにします。包皮の根元が張るまで動かし根元まで巻き下ろしましょう。
  5. 射精後は勃起状態が緩みコンドームが抜けやすいため、射精したら直ぐに根元を押さえながら膣から引き抜きます。
  6. 口元を縛って精液が漏れ出ないように気をつけ、ティッシュに包んで生ごみで捨てましょう。

※亀頭部分に乗せる時に表を裏を間違えてしまったら、惜しまず捨てましょう!
射精せずとも、精液が付いてしまうと妊娠の確率は高まりますし、ここで裏表逆にして再利用してしまえば、これだけ丁寧に扱う意味がなくなります。

個包装には表(女性側・膣に触れる側)・裏(男性側・ペニスに触れる側)の記載がしてあり親切な仕様です。
状況が薄暗かったり暗闇といった状況も考えられるので、初めて使用するタイプは明るい部屋や暗い部屋など、本番も焦らず装着できる様に事前に練習しましょう。
表裏どちらか分からなくても、精液溜まりに軽く息を吹きかけると精液溜まりが膨れますので目安にしてみて下さい。

コンドームの保管について

保管の仕方

使用方法に問題がないのに破れるといったトラブルが発生してしまうならば、保管の方法に問題があり、失敗しているのかもしてません。

男女共に、良かれと思って行っている事が、実はコンドームの劣化を早めている事もあるのです。コンドームには使用期限があります。
パッケージにも印刷されていますが、使用時にはじっくり見ている時間などないので、最中には気づかない事もあるかもしれません。

丁寧に保管していても、ゴムは劣化してしまうため、期限を過ぎたものを使用してしまえば劣化したゴムは破れてしまいます。 使用期限は約2~3年。 理想的な環境での保存でも5年ほどが使用期限といわれます。 ですが、保管場所に気をつけつつ大事に保管していた場合に限ります。 しかし、この使用期限は日本国内での基準なので、海外製品でもあり期限がわからない物は使用しない方がいいでしょう。

保管時に適さない例として、

<高温多湿な場所・直射日光の当たる場所>
窓のそばや、日の当たるベッド、車内のダッシュボード、熱源のあるパソコンやテレビの近くは避けましょう。

<財布の中>
硬貨やお札などの出し入れによる擦り傷や、10円玉の銅はゴムの劣化を早めてしまいます。
人の手に触れたお札や硬貨には雑菌だらけです。
平均2万6千もの細菌が付着しており、食中毒の一種セレウス菌やインフルエンザウイルスも付着しています。
性器に触れる物の保管場所として衛生的によくありません。

<化粧ポーチ>
細かい小物で擦り切れたり、石油系の成分も弱点です。
化粧後に残る油脂などポーチの中は指の油分が触れるため、こまめに掃除をしていないなら雑菌が繁殖しやすい場所でもあります。
性器に触れる物の保管場所として衛生的によくありません。

<スマホのカバー・ケース内>
顔の皮脂や指の油、置いた場所により菌が付着するためトイレの10倍以上の菌が付く事もあります。
性器に触れる物の保管場所として衛生的によくありません。
パッケージに覆われていますが、中身は性器に触れる薄くて繊細なゴムです。

その点を考慮し、保管するなら専用のコンドームケース、名刺入れ、定期いれ、小ポーチ、新品未使用のコインケースなどを用意するか、自宅なら箱に入れて涼しい所に保管するのが自身と相手を思いやる心遣いというものではないでしょうか。

コンドーム装着について

ミント

日本国内で性行為時にコンドームを使用している男女は80%を超えます。 にも関わらず日本のコンドーム使用率は42%と、コンドームの使用率が低い国別でワースト3位に位置します。

世界的に見ると、避妊方法の80%を超えるのが日常的に服用するタイプのピルで世界全体での避妊方法にコンドームも数%含まれていまずが、避妊よりも性感染症の予防という名目で使用されています。
日本国内で一般に浸透している避妊方法が実際に役立てられていないのは、ユーザーの精神的理由と身体的理由にあります。

男性側の主張
感度が悪い、面倒くさい。
今まで膣外射精でも中出ししても妊娠させた事はない。
コンドームを着けないのは相手を信頼し合っている事だから。
彼女が生理の時は妊娠しない、または安全日と言うので信じる。
彼女にピルを飲んでるから大丈夫と言われる。

また、射精前にいったん抜いて着けるなど、膣内へ射精しなければ妊娠しないという主張もありますが、妊娠確率は低くはありません。

女性側の主張
雰囲気や彼の機嫌が悪くなる、揉めたり嫌われるかもしれないから言えない。
ピル飲んでるから大丈夫でしょと彼に押されて強く反論できない。
着けてる雰囲気が苦手、待ち時間が暇、こちらの気分も萎えてくる。着けるのは気持ちよくない。
毎日体温測定やオギノ式で安全日を確認している、ピルで予防しいるから問題ない。
生理の時は血液で流れて妊娠しないと思っている、もしくは聞いた事がある。

中にはゴムアレルギーという主張もありますがポリウレタンを利用した素材もあるので、アレルギーならポリウレタンを利用するのも手です。
男女で主張が重なる場合もあれば、お互いに責任を擦り付けあうような主張も見られます。
避妊に対して真剣さがない、協力しない男性は恋人に対して大切だと思っていないなど誠実さが感じられません。
女性自身も妊娠確率について真剣に考えていない主張をみかけます。

危険性よりも快感度を上げる事に夢中になる男女は何故これほど数多くいるのでしょうか。
理由の1つに精液に含まれるホルモンが関係しています。
愛情ホルモンで有名なオキシトシンの分泌を高めるコルチゾールが含まれ、睡眠を促すメラトニン、幸せホルモンのセロトニンなど50種類の物質が含まれています。
オキシトシンには緊張緩和や信頼感、親近感が生まれる物質が含まれ、何も装着しない性行為による満足感が得られやすいのもこうした理由もあります。

コンドームの性感染症

お風呂場

予防避妊具だけではなく性感染症も予防できるコンドームですが、コンドームを装着したにも関わらず、性感染症を発症するケースがみられます。








コンドームを装着せずに感染する要因としてあげられるのが、

・行為途中での装着
途中で装着しても前後に粘膜同士の接触があれば予防効果はありません。

・複数の相手とのセックス
いつ、何処で、誰との行為によって感染したのか判断が付きにくいため、感染を広げてしまう可能性もあります。

・オーラルセックス
性器・皮膚・口腔内・粘膜などには、性感染症だけではなく、様々な病気の原因となる病原菌がいます。
特に歯磨きをする際には出血しないように心がけましょう。
傷口や血液から感染するほか、相手が感染しており、オーラルセックスを行う相手が神経に達するほどの虫歯を患っている場合、虫歯の神経を通して性感染症に至る場合もあります。

・アナルセックス
肛門付近や肛門内にいる病原菌から感染する可能性があり、病原菌が口から感染する場合があります。
セックス前にシャワーやお風呂に入って清潔にしましょう。
行為後は排尿を済ませる事で病原菌を洗い流して感染予防にも繋げてくれます。

・感染に気づかず行為に及ぶ
男性は、尿道から膿が出ていたり、性器にいぼやブツブツなど、尿道口が赤い場合、性感染症の可能性があります。 女性は、性器のいぼやブツブツ、悪臭などの場合、性感染症の可能性があります。
陰毛周辺の痒みや、頻繁にかいたり、下着に膿・おりものが付着しゴワゴワしている状態の場合も注意した方がいいでしょう。

・生理中のセックス
生理中は性器がデリケートな状態で傷つきやすいため、感染する可能性が高まります。
出血した血液から感染する場合もあるので控えましょう。

・屋外での行為
屋外でのセックスは、衛生状態が悪く性感染症などの細菌・ウイルスに感染しやすくなります。
汚れた爪・皮膚などに触れると、細菌やウイルスに感染する可能性は高くなります。

しかし、全ての性感染症がコンドームで予防できるわけではありません。 粘膜同士の接触でうつるものや、下着や衣類などをも介してうつる場合もあります。
クラミジア、淋病、性器ヘルペス、尖圭コンジローマ、膣カンジダ、梅毒、HIVなど、オーラルセックスやキスなどの粘膜接触で感染する場合があります。
膣カンジダは元々人が保有する菌のため、感染せずとも、免疫力が落ちた時にも発症します。 膣トリコモナス症、ケジラミは、性行為だけでなく、下着やタオルなどの間接的な接触でも感染する場合があります。
感染してからの潜伏期間や発症期間、無自覚症状や軽症状により、気がつかない間に他人へ感染してしまうなど、自覚しても医療機関への受診に抵抗を感じたり、周囲を気にして行き辛いなどで治療できず、症状が悪化する場合や、いったん症状が治まった事で感染を忘れ、長い潜伏期間を経て相手に感染する場合もあります。 感染した女性が妊娠出産した場合、新生児への母子感染で、生まれながら性感染病に至る可能性もあります。
感染する傾向と対策を知って予防する事が、相手の体も自分の体も守る事に繋がります。

避妊の失敗について

男女

使用期限切れや、劣化の激しいコンドームを使用した結果破けたり穴が開いてたり、行為後に気づく方もいるようです。
射精後の引き抜きが甘く精液が膣内に漏れ出てしまったりと、行為中や行為前後に精液が膣内に入る事で妊娠してしまいます。

また、もらい物やラブホテルに置いてある物が悪戯されて穴が開いていたりといった要因で、結果妊娠にまで至った場合もあります。


排卵後の卵子は8~24時間、長くても2日程生存するといわれています。
1度の射精で放出される精子の数は約1億~4億個程(個人差があります)。
卵子と結合可能な精子は1つだけですが、子宮の前で精子の99%が死滅し子宮内には数十万個が残ります。
卵子の周囲まで到達できるのが数百個以下になり、卵子に入り込もうとします。
1つの精子が入り込むと、他の精子が入り込めないように卵子を包む透明帯の性質が変化し、最終的に残るのは1つになります。 避妊に失敗してしまったのに気づかず妊娠してしまった場合には、以下のような体の変化がおこります。

妊娠を知らせる体の変化

・月経の遅れ、予定日を1週間を過ぎても出血がこない
※出血があった場合も、妊娠している可能性があります。 以下のような状態になれば、妊娠の可能性を疑い、妊娠検査薬を使用するか、早めに病院へ行った方がいいでしょう。

・基礎体温の変化、高温期が3週間続いたのなら妊娠しています。軽い風邪のような微熱を感じる場合があります。

・つわり、吐き気、空腹時のむかつき、臭いに敏感になり、食べ物の好みも変わります。徐々に起こりうる体の変化ですが、個人差があり強く出てくる場合もあります。

・乳房が張ったり、乳首が黒ずんできたりします。

・頻尿・便秘気味、体内のホルモン量の変化で、排尿排便に変化が生じます。

・疲れやすくなり、倦怠感、眠気、イラつきなどがおこります。

変化の度合いに強さはあれど、このような状態が発生していれば妊娠を疑ったほうがいいでしょう。
病院に行く時間が取れなければ、市販の妊娠検査薬を使用するのも手です。
精度も上がってきており信頼性も高くなりましたが、検査時期によって結果が正しく表示されない場合もあります。 その場合は、時期をずらして数回検査を試みるのも手ではあります。
しかし、時間をかけている間に選択できる時間は限られてきますので、早い段階で診察を受けるほうがいいでしょう。

中絶費用について

悩む女性

中絶手術は健康保険が適用されず、自由診療になるため費用は病院により異なります。 目安として、手術前の検査に約2万円程、初期中絶手術では、約10万円程です。

病院によって費用は異なりますが、おおよそ20万以内に留まりますが、病院によっては20万円を超える可能性もあります。
中期中絶手術になると妊娠経過日数が多い程、費用は上がります。
妊娠12週~21週にもなると入院が必要になるため、約30万前後~45万円前後にもなります。

初期よりも母体への影響も受けやすいため、母体への影響があった場合には、別途治療費が発生する可能性があります。 中絶手術による母体への影響は手術後にも発症する場合があります。

中絶手術を受ける場合

手術室

手術を受けるには、本人とパートナーの同意書への、名前、住所、捺印が必要です。
パートナーがサインをしてくれない時や、相手が誰か分からない時は、手術を受ける本人だけでも提出はできますが、その場合は医師に事情を説明する必要があります。
※未成年者は保護者の同意も必要です。

中絶の手術中は麻酔があるため痛みなど感じる事はありませんが、子宮内に器具を挿入して吸入やかき出したりするため、麻酔が切れた後に痛み出す事があります。

手術によって子宮に傷が付く事もあり傷事態は自然に回復しても、膜同士の癒着によ、妊娠する可能性が低下する事があります。 母体へのリスクは肉体だけに留まらず、精神的なストレスを与える事もあります。
手術後、PTSDという心的外傷後ストレス障害を抱えてしまう可能性があります。
中絶経験により、PAS(中絶行為症候群)というストレス症状を抱える場合があります。
中絶による度重なるショックや周囲からの圧力、罪の意識などから若い方に発症しやすい傾向にあります。 中絶に対する罪の意識に苛まれたり、情緒不安定、感情に鈍くなる、自虐行動を行うなど、中絶の手術を行う女性のほとんどが一時的にこうした不安定な症状を起こしやすくなります。
一時的なものなので自分自身や周囲からの理解を得られる事で解決します。
あまりにも重い罪の意識、周囲やパートナーからの圧力や言動などの緊張状態にある事で症状を悪化させてしまう場合もあります。

まとめ

男女

コンドームの避妊確率は、理想的な使用での避妊率は95%という数字を持ちながら、性感染症まで予防できてしまう一石二鳥のアイテムです。しかし、一般の人々に知られている方法は、「装着が面倒だから、感度が悪くなるから途中から着ける」という最中の感度が下がるといった理由や、「必要な時に直ぐ出せるから財布やポーチに保管」という、デリケート部分に使用する物に対しての雑な扱いをうけていました。 本来の使用・保管方法とは異なる、使用者側のメリット・デメリットにより、高い避妊確率や性感染症の予防を阻害されていました。


コンドームは男性主体で着けてもらう物。男性側の協力が得られず行為に及んだり、避妊に失敗したと分かった時点で今はまだ妊娠はしたくないという思いがあれば迷わず病院に行くか、緊急避妊薬アフターピルを使用するのもひとつの手段です。アフターピルは万が一の時に、携帯できる最終手段として持ち歩く女性は少なくありません。最終的に妊娠するのが女性ならば、妊娠しない選択をするのも女性です。自分の事を真っ先に考えて守ってあげられるのは、他ならぬ女性自身だと日頃から意識しましょう。